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( ^ω^)おやつ食べましょうξ゚⊿゚)ξです!

2:名無しさん:2023/10/02(月) 21:18:09 ID:3BostmkA0

 

 

 

 

1.練る

 

 

 

 

 

.

 

 

3:名無しさん:2023/10/02(月) 21:19:20 ID:3BostmkA0

 

 

( ^ω^)「ただいまだおー」

 

旭ヶ丘ホライゾン(7歳)

 

ξ゚⊿゚)ξ「たーいまぁ!」

 

旭ヶ丘ツン(3歳)

 

 

小学校、そして幼稚園から帰った2人がやることは1つ

 

そう───

 

「おやちゅを食べることである!」ξ゚⊿゚)ξ

 

4:名無しさん:2023/10/02(月) 21:20:24 ID:3BostmkA0

 

 

( ^ω^)「ツン、ナレーションごっこもいいけど手洗いうがいをしなきゃだお」

 

ξ゚⊿゚)ξ「そうだったあ」

 

( ^ω^)「あと園服も着替えるお」

 

ξ゚⊿゚)ξ「やることいっぱいだーあ」

 

( ^ω^)「ねー」

 

5:名無しさん:2023/10/02(月) 21:21:13 ID:3BostmkA0

 

 

テキパキξ゚⊿゚)ξつ

 

シャーξ゚⊿゚)ξアワアワ

 

ブクブクξ゚⊿゚)ξペ!

 

ξ゚⊿゚)ξ「チュンちゃん、じゅんびできたよ!」

 

( ^ω^)「えらいお!」

 

ξ*゚⊿゚)ξ「ひぇひぇひぇ!おやちゅなんですかっ」

 

( ^ω^)「今日は~ねるねるねるねだお!」

 

6:名無しさん:2023/10/02(月) 21:21:55 ID:3BostmkA0

 

 

ξ゚⊿゚)ξ「?ブンちゃん、ねむいの?」

 

( ^ω^)「違うお、そういうおやつだお」

 

ξ゚⊿゚)ξ「ねんねんねんね」

 

( ^ω^)「ねるねるねるね」

 

ξ゚⊿゚)ξ「ねないでーいっしょにおやちゅたびようよー!」

 

(;^ω^)「寝ないお!一緒に食べるお!ツンも作るの手伝ってね」

 

ξ*゚⊿゚)ξ「うん!チュンちゃんおてちゅだいー」

 

7:名無しさん:2023/10/02(月) 21:22:51 ID:3BostmkA0

 

 

( ^ω^)「カップを切り取ります!」

 

ξ゚⊿゚)ξ「コップないよ?」

 

( ^ω^)「ここのフチを折るんだおー」

 

ξ゚⊿゚)ξ「………」

 

ξ゚⊿゚)ξ「まかせた!」

 

( ^ω^)「任されたおー!」パキッ

 

ξ*゚⊿゚)ξ「あーそーうーことねー」

 

( ^ω^)「そういうことだおー」

 

 

8:名無しさん:2023/10/02(月) 21:23:45 ID:3BostmkA0

 

 

( ^ω^)「1番の粉をこっちの丸い穴に入れるお」

 

ξ゚⊿゚)ξ「チュンちゃんやるー!」

 

( ^ω^)「お願いするおー」

 

ξ*゚⊿゚)ξ「サラサラサー」

 

( ^ω^)「ありがとだおー」

 

( ^ω^)「そしてさっきのカップに水を入れて~今の粉にかけるお」

 

ξ*゚⊿゚)ξ「色がかわったあ!」

 

9:名無しさん:2023/10/02(月) 21:24:14 ID:3BostmkA0

 

 

(*^ω^)「おっお!そして混ぜるお!ツンやっていいお!」

 

ξ゚⊿゚)ξ「んー」

 

ξ゚⊿゚)ξ「チュンちゃん、ちゅかれちゃうから、いーかなっ」

 

( ^ω^)「……」

 

(; ゚ω゚)「え!??」

 

(; ゚ω゚)「い、いいのかお!?ねるねるねるねの1番楽しいところだお!?」

 

ξ゚⊿゚)ξ「うんっ、ブンちゃん、やっていーよっ!」

 

(; ゚ω゚)「……!!!!」

 

10:名無しさん:2023/10/02(月) 21:25:42 ID:3BostmkA0

 

 

旭ヶ丘ホライゾンは慄いた。初めての経験だったのだ。

ねるねるねるねは練って楽しい知育菓子──練らずに食すなど、考えすらしなかった。

ツンは、妹は練ることにこれっぽっちも興味を持っていないようだった。

それがあまりにも、あまりにも偉大でとんでもなく思え、ホライゾンは妹に尊敬の念を抱いた。

そしてその気持ちごと、ねるねるねるねを練って練って練り倒したのだった。

 

 

( ^ω^)「出来たおー」

 

ξ*゚⊿゚)ξ「いつのまにかふくらんでるー!」

 

( ^ω^)「2番の粉を入れて練るとこうなるんだお!じゃあ最後の3番の粉をこっちに入れて欲しいお!」

 

ξ゚⊿゚)ξ「まかせてー!とくいよ!」

 

ξ゚⊿゚)ξ「サラサラサー」

 

ξ*゚⊿゚)ξ「あ!お星しゃまいる!」

 

( ^ω^)「綺麗だおね」

 

ξ-~-)∩∩「むむ~」

 

( ^ω^)「どうしたお?」

 

ξ゚⊿゚)ξ「おとーしゃん早く帰ってきますよーにっておねがいした!」

 

( ^ω^)「……そうだおね!」

 

11:名無しさん:2023/10/02(月) 21:26:25 ID:3BostmkA0

 

( ^ω^)「このふわふわをスプーンで取ってお星さまつけて食べるおー」

 

ξ゚⊿゚)ξ「はーいっ」

 

(*^ω^)「いただきまーす」

 

ξ*゚⊿゚)ξ「いたーきまーす」

 

(*^ω^)「口の中でパチパチするおー」

 

ξ*゚⊿゚)ξ「?」

 

ξ*゚⊿゚∩∩" ぱちぱち

 

(;^ω^)「あ!拍手じゃないお!えっと、うんと、説明難しいお!」

 

ξ*゚⊿゚)ξ「おいしいからぱちぱちするの」

 

( ^ω^)「…!そうだおね」

 

ξ*゚⊿゚∩∩" ぱちぱち

 

(*^ω^∩∩" ぱちぱち

 

ξ*゚⊿゚)ξ「ごそーさまでしたー」

 

(*^ω^)「ごちそうさまでしたおー」

 

12:名無しさん:2023/10/02(月) 21:27:24 ID:3BostmkA0

 

 

 

ガチャッ

 

(-@∀@)「ただいま~!」

 

ξ*゚⊿゚)ξ「おとーしゃん!おかーりー!」

 

(*^ω^)「おかえりなさい!早かったおね」

 

(-@∀@)「走って帰ってきたよー」

 

ξ*゚⊿゚)ξ「お星しゃまにお願いしたからだね」

 

(*^ω^)「そうだおね」

 

ξ*゚⊿゚)ξ「えひぇひぇ」

 

(-@∀@)「?」

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