【自由記述欄】 “　何から何まで上手い　” “　もう本当にすごかったです　” “　文庫本一冊読み切ったような後読感。 　限定された地域内で繰り広げられるシナリオ構成が本当に素晴らしく、盛岡が「美味しいの伝え方」を拡げていくのも最高。 　それに何と言ってもAAの使い方が良かった。ブーン系でこそ、でありブーン系のための、でもある作品を読めるのは本当に本当に嬉しい。　” “　評判良すぎて最後のお楽しみにとっておいたんだけど、ガチ面白くてテンション爆上がりした！話が面白いだけじゃなくAAの特性も活かしてるのすごい。ブーン系への愛を感じる。　” “　ブーン系ならではのギミックが巧妙で素晴らしかったです。どの登場人物も魅力的ですが、個人的にロミスが好きです。ロミス……！！ロミス……？ロミス！？ロミスーーーー！！！！になりました。最後、ロミスがボスにトドメを刺したのは、デミタスに人を殺してほしくなかったからなのかな……と思いました。　” “　ドラマチックでとても楽しかったです！海鮮美味しそうでした。　” “　作り込みがすごいよ。開放されたメンバーたちがフラッと集まって呑んだり食べたりする姿を想像して、ロミスのことを思い出して、そのたびもう胸が痛い。面白かった！　” “　まず言葉をググるところから始まった。あさがらって読むのね、一つ賢くなれたわ。 　キャラクターの造詣があまりに見事で、もっともっと長く読みたいなと思った。 　台詞の言い回しとか、食の絡め方とか、ストーリーの流れを壊さないどころかもっと魅力的なものにしながら、それでいて色んな所に細かい遊び心が見えた。作者絶対頭良い。　” “　2人とも生きててよかった　” “　風呂敷がどんどん広がっていって、これ畳めるのか！？畳めるのか！？と思いながら見てたんだけど、綺麗に畳んで終わったのでただ拍手。 　デミタスとペニサスに幸せは待っていないものとして読んでいたが、幸せに暮らしてくれそうでHAPPY。 　登場人物、ペニサスの元カレ以外もれなく全員ヤバいんだが、しかしみんな掘り下げていくとあまりにも純粋な部分で一本筋が通っている感じがした。 　デミタスにしろ、ロミスにしろ、ブーンにしろ、子供みたいなキャラクター性だなと思う。そういうの、好きです。 　ある意味ブーンからドクオへ捧ぐ巨大な愛の物語だったのかもしれない……こんな愛は嫌だ。 　すべてを知ってからだとブーンがずっとどんな気持ちなのか思いを馳せてしまうんだけども、捻りがきいていていいなと思ったのは、鼻をそいだデミタスに対して「先生になるな、裏切るな」と言うところ。 　自分なら、失われた先生の影を求めてドクオと同じような顔を集めるような展開にしてしまうと思う。ブーンはあんなに先生を手に入れるための戦いに執心してるのに、先生に対してマイナスな感情を抱いているという業の深さ。良いですね……。 　そう考えると、ペニサスは失われた祖母の影をずっと追って似たような男を捕まえていたわけで、似た者同士である意味真逆になる。味わい深いなと思う。 　この話に問題があるとすれば、それはデミタスとペニサスが見たことないぐらいイチャイチャしてるから見てる方が恥ずかしくなるぐらいです。　” “　AAを活用したトリックでブーン系でしか出来ない表現だと感じニヤニヤ読んでいた　” “　良いどんでん返しでした。気づいたら三時間ぶっ通しで読んでいました　” “　まだ冒頭しか読めてないけど、とても面白そうな予感がしている。楽しみ。　”